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12年目を迎えるオンワードのリサイクル&リユース活動

Onward Green Campaign

「オンワード・グリーン・キャンペーン」では、クローゼットに眠っているオンワード製品をお引き取りし、リサイクル・リユースに努めます。

 みなさん、一年間にどのくらいの繊維製品が廃棄されているかご存知ですか?

 実は、年間約100万トン以上もの繊維製品が廃棄されているのです(※中小企業基盤整備機構調べ)。繊維製品のほとんどが再利用可能であるにも関わらず、半分以上が焼却処分されており、その多さが近年問題になっています。

 焼却処分で発生する二酸化炭素は、地球温暖化が進む原因となります。地球温暖化は気候変動に大きな影響をもたらし、集中豪雨などの異常気象を引き起こすなど、世界各地で深刻な影響が出ています。
 オンワードでは、衣料品メーカーの責任として自社衣料の循環を推進するため、「オンワード・グリーン・キャンペーン」を2009年よりスタートしました。今年で12年目を迎え、今までに延べ約100万人のお客様から約530万点の衣料品をお引き取りいたしました。お引き取りした衣料品は、廃棄せずに可能な限りリサイクル・リユースに活用しています。


「オンワード・グリーン・キャンペーン」特設サイト
「オンワード・リユースパーク」公式インスタグラム

「オンワード・グリーン・キャンペーン」って?

 「オンワード・グリーン・キャンペーン」とは、衣料品循環システムの構築を目指す環境・社会貢献活動です。

 出番が減ってしまったり、クローゼットに眠ったままのオンワードの衣料品はありませんか?このキャンペーンを知っていただければ、想いのこもったお洋服に新しい未来が開けるかもしれません。

 ここでは、その活動の一部をご紹介いたします。
<お引き取り>

 衣料品のお引き取りについては、全国の直営路面店と百貨店内のオンワード樫山ショップにて365日受け付けており、ショッピングセンターでは、期間限定でお引き取りしています(一部ご利用いただけない店舗がございます)。

 また、お引き取りした衣料品1点につきオンワードメンバーズカードへ500ポイントを進呈しています。詳しい内容は特設サイトをご覧ください。

「オンワード・グリーン・キャンペーン」特設サイト キャンペーン概要
<リユース>

 状態のよい一部の衣料品は、クリーニングを施したあとに「オンワード・リユースパーク」にてチャリティー価格で再販売し、その収益を当社が行っている環境・社会貢献活動に活用しています。
<リサイクル>

 リユースできない衣料については、固形燃料に再生して大手製紙工場の代替エネルギーとして活用するほか、繊維製品の原料となるリサイクル糸を作り、その糸を使用して毛布や軍手を生産し、日本赤十字社の協力のもと世界の被災地や開発途上国へ寄贈しています。
<今後の展望>

 今後はショッピングセンターでのお引き取りを期間限定から365日に変更するなど、より多くの方々に参加してもらえる「オンワード・グリーン・キャンペーン」を目指していきます。

 ここまでお読みいただきありがとうございました。この活動についてもっと詳しく知りたい方は、特設ページもございますので、ご覧になってみてください。

「オンワード・グリーン・キャンペーン」特設ページ

 今回取材したのは、オンワード樫山の山下桃子さん。山下さんが所属する環境経営ディヴィジョンでは、「オンワード・グリーン・キャンペーン」のほか、リサイクル毛布の寄贈活動や間伐(かんばつ)による森林保全活動など、環境保全や社会貢献といったサステナブルへの取り組みを行っています。

「サステナブルな社会を実現するには、一人一人の行動が大切です。この先の世界がより豊かに、より幸せになるために、これからもさまざまな活動を行なっていきます。そしてサステナブルへの取り組みの大切さをみなさまにお伝えできればと思います。

 これからONWARD CROSSET MAGでは、オンワード社員が普段から行っているサステナブルな活動もご紹介していきます。お楽しみに。」